Click Funnels2.0で(クリックファネル)メールを送信できるようにする設定

Friday, July 25, 2025

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阿久津 和宏

ファネルビルディングの専門家
​ClickFunnelsのテックアドバイザー

私の名前は阿久津和宏。セブンイレブンの店舗経営相談員、大手保険会社の東京本社を経て、2013年に保険代理店で起業。
これまで25年以上、中小企業の経営支援に携わってきました。特に現場に根ざしたコンサルティングを通じて、「売上が伸びない」「仕組み化できない」「人手に依存しすぎている」といった悩みに向き合ってきました。

その中で強く感じたのは、どんなに良い商品やサービスを持っていても、それを“届ける導線”がなければ、ビジネスは回らないということです。だからこそ今、私はセールスファネル=売れる流れの設計に注力しています。

ClickFunnelsは、そのファネルを誰でも短時間で作れる、強力なツールです。難しいマーケティング理論ではなく、「本当に現場で使える」ファネル構築法を伝えることで、多くの中小企業や個人事業主が自力で売上を生み出せる状態を目指しています。

売れないのは、才能のせいではありません。売れる構造を持っていないだけです。
​それを一緒につくっていきましょう。

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ClickFunnels 2.0完全ガイド:メール配信を可能にするドメイン・SMTP設定の全手順

はじめに:なぜこの設定が不可欠なのか?

ClickFunnels 2.0を最大限に活用する上で、メール配信機能はまさに心臓部と言える重要な要素です。ステップメール(オートメーション)や一斉配信(ブロードキャスト)が使えなければ、見込み客の育成や顧客との関係構築、そして最終的なセールスチャンスを大きく逃してしまいます。しかし、このメール機能を有効にするための設定は、特に初心者の方にとっては複雑で、つまずきやすいポイントでもあります。

この記事では、ClickFunnelsとファネルビルディングの専門家として、メール配信に必須となる「ドメイン取得」「DNS設定」「SMTP設定」という3つのステップを、誰にでも分かるように一から丁寧に解説します。この手順通りに進めれば、あなたも確実にメール配信設定を完了させ、ビジネスを次のステージへ進めることができます。

設定の全体像:3つのステップでメール配信を有効化

本格的な設定に入る前に、まずは全体の流れを把握しましょう。これから行う作業は、大きく分けて以下の3つのステップで構成されています。

  1. ドメインの取得と接続: あなたのビジネスの「インターネット上の住所」となる独自のドメインを取得し、ClickFunnelsに接続します。これにより、信頼性の高いメールを送信する基盤ができます。
  2. SMTP設定(SendGridとの連携): SMTPとは、メールを送信するための専門的な仕組み(プロトコル)のことです。今回は、高いメール到達率を誇る「SendGrid」という外部サービスと連携させ、確実にメールを届けるための設定を行います。
  3. 設定の認証と最終確認: すべての設定が正しく行われたかを認証し、テストメールを送信して、実際にメールが送れる状態になったことを確認します。

一見すると難しそうに聞こえるかもしれませんが、一つ一つのステップを丁寧に進めていけば問題ありません。それでは、早速始めましょう。

ステップ1:ClickFunnelsで独自ドメインを取得する

まずは、メールの送信元となる独自ドメインを取得します。ClickFunnels 2.0では、プラットフォーム内からシームレスにドメインを購入できるため非常に便利です。

  1. ClickFunnelsのダッシュボード左下にある「Settings」をクリックし、次に「Domains」を選択します。
  2. 画面右上の「Buy a new domain」ボタンをクリックして、ドメイン購入画面に進みます。
  3. ClickFunnelsは「Ionos」というドメインサービスと連携しています。希望するドメイン名を入力して検索し、利用可能であれば「Add to Cart」をクリックします。初年度は割引価格で提供されることが多いです。
  4. 追加オプションの提案(.netや.orgなどのドメインバンドル)が表示されることがありますが、通常は「.com」ドメインのみで十分ですので、「Continue」をクリックして進みましょう。
  5. 次に進むと、プライバシー保護に関するオプションが表示されます。「Free Private Registration」は、Whois情報(ドメイン所有者情報)を非公開にしてくれる無料のサービスなので、必ずチェックを入れておくことをお勧めします。
  6. 最後に、支払い情報を入力します。初めてIonosを利用する場合は、アカウント作成と支払い情報の登録が必要です。画面の指示に従って情報を入力し、注文を完了させてください。

注文が完了すると、Ionosから注文確認のメールが届きます。これでドメインの取得は完了です。

ステップ2:ドメインとDNSレコードの接続

ドメインを取得したら、次はそのドメインをClickFunnelsのアカウントに正しく接続する「DNS設定」を行います。DNSとは、ドメイン名(例: example.com)をサーバーのIPアドレスに変換する、いわばインターネット上の電話帳のような役割を担っています。

幸いなことに、ClickFunnels 2.0内でドメインを購入した場合、このDNS設定の大部分は自動的に行われます。

  1. ドメイン購入後、ClickFunnelsの「Domains」設定画面に戻ると、先ほど取得したドメインがリストに追加されています。最初は「Verifying(認証中)」と表示されているかもしれません。
  2. しばらく待つと(5分〜10分程度)、ステータスが「Connected(接続済み)」に変わります。この時点で、基本的な接続は完了しています。
  3. 購入後に届くIonosからの「Your domain has been successfully registered」といった件名のメール内にある「Setup your domain now」ボタンをクリックすると、IonosのDNS管理画面にアクセスできます。ここで詳細なレコードを確認できますが、基本的にはClickFunnelsが自動で必要な設定を追加してくれているはずです。

もし、ClickFunnelsの画面で「認証に失敗しました」と表示されても、慌てる必要はありません。DNS情報がインターネット全体に浸透するには少し時間がかかる場合があります。少し時間を置いてから再度確認してみてください。

ステップ3:SMTP設定(SendGridとの連携)

ここからがメール配信設定の核心部分、SMTP設定です。SMTPとは「Simple Mail Transfer Protocol」の略で、メールを送信するためのルール(プロトコル)です。これを正しく設定しないと、作成したメールは読者の元へ届きません。

ClickFunnelsでは、「SendGrid」という非常に信頼性の高いメール配信サービスとの連携を推奨しています。SendGridを利用することで、あなたのメールが迷惑メールフォルダに入るのを防ぎ、到達率を大幅に向上させることができます。

まずは、ClickFunnels側でSMTP設定画面を開きましょう。

  1. ダッシュボードの「Settings」から、今度は「Email Settings」を選択します。
  2. 画面右上の「Add SMTP Integration」ボタンをクリックします。

この画面を開いたまま、次のステップであるSendGridのアカウント作成に進みます。

SendGridアカウントの作成とAPIキーの発行

ClickFunnelsと連携させるために、SendGridのアカウントを作成し、両者を繋ぐための「鍵」となるAPIキーを発行します。

  1. ブラウザで「SendGrid」と検索し、公式サイトにアクセスします。「Start for Free」から無料プランに登録しましょう。
  2. 名前、メールアドレス、パスワードなどを入力してアカウントを作成します。確認メールが届くので、メール内のリンクをクリックして認証を完了させてください。
  3. セキュリティ強化のため、電話番号による2段階認証が求められます。SMSで届いたコードを入力して認証を進めます。この時、万が一の事態に備えた「リカバリーコード」が表示されるので、必ずコピーして安全な場所に保管してください。
  4. ログイン後、SendGridのダッシュボードが表示されます。左側のメニューから「Settings」>「API Keys」へと進みます。
  5. 画面右上の「Create API Key」ボタンをクリックします。
  6. API Key Nameには、自分で分かりやすい名前(例: ClickFunnels 2.0 Integration)を付けます。
  7. API Key Permissions「Full Access」を選択します。
  8. 「Create & View」ボタンをクリックすると、APIキーが生成されます。このキーは一度しか表示されません。必ず「コピー」ボタンをクリックし、メモ帳やパスワード管理ツールなどに貼り付けて、絶対に失くさないように保管してください。

このAPIキーが、ClickFunnelsとSendGridを繋ぐための重要なパスワードになります。

SendGridでのドメイン認証(Sender Authentication)

次に、メールの到達率を最大化するための最も重要な設定、「送信者認証」を行います。これは、あなたがドメインの正当な所有者であることを証明し、「なりすましメール」ではないことをメールサーバーに伝えるための設定です。

  1. SendGridのダッシュボードで、左メニューの「Settings」から「Sender Authentication」を選択します。
  2. 「Domain Authentication」の項目にある「Get Started」または「Authenticate Your Domain」ボタンをクリックします。
  3. DNS hostでは、あなたのドメインを管理しているサービスを選択します。今回はIonosを利用しているので「Ionos」を選択するか、リストになければ「Other Host」を選択します。
  4. 「Would you also like to brand the links for this domain?」という質問には「Yes」を選択します。これにより、メール内のリンクもあなたのドメインで表示され、信頼性が向上します。
  5. From Domainに、先ほど取得したあなたのドメイン名を入力し、「Next」をクリックします。
  6. 画面に3つ(またはそれ以上)のDNSレコード(CNAMEタイプ)が表示されます。これは、あなたのドメイン設定に追加すべき情報です。
  7. 先ほど開いたIonosのDNS管理画面に戻り、「Add Record」から、SendGridに表示されている情報を一つずつ正確にコピー&ペーストして追加していきます。「Host」と「Value」の値を間違えないように注意深く入力し、保存してください。
  8. すべてのレコードをIonos側に追加したら、SendGridの画面に戻り、下部にあるチェックボックスにチェックを入れ、「Verify」ボタンをクリックします。

「It worked!」と表示されれば、ドメイン認証は成功です。これで、あなたのドメインはSendGridによって信頼できる送信元として認識されました。

Webhookの設定と最終的なSMTP接続

最後の仕上げです。ClickFunnelsとSendGridを完全に連携させるため、「Webhook」の設定と、ClickFunnels側での最終設定を行います。Webhookとは、SendGrid側でメールの開封やクリックなどのイベントが発生した際に、その情報をClickFunnelsに自動で通知するための仕組みです。

  1. まず、ClickFunnelsの「SMTP Integration」設定画面に戻ります。ここで各種情報を入力していきます。
    • Nickname: 自分で分かりやすい名前(例: SendGrid Main)を入力します。
    • From Name: メールの送信者として表示される名前(例: あなたの名前や会社名)を入力します。
    • From Email: 送信元となるメールアドレス(取得したドメインのメールアドレス)を入力します。
    • SMTP Provider: 「SendGrid」を選択します。
    • SMTP Server: smtp.sendgrid.net と入力します。
    • SMTP Port: 587 を選択します。
    • SMTP User: apikey と入力します。(これは固定の文字列です)
    • SMTP Password: 先ほど保管したSendGridのAPIキーを貼り付けます。
  2. この画面の下部に「Webhook URL」というURLが表示されています。このURLをコピーしてください。
  3. 次に、SendGridのダッシュボードに戻り、「Settings」 > 「Mail Settings」を選択します。
  4. 「Event Webhooks」をクリックし、鉛筆マークの編集ボタンを押します。
  5. HTTP Post URLの欄に、先ほどClickFunnelsからコピーしたWebhook URLを貼り付けます。
  6. Actions to be posted to your URLの項目で、通知してほしいイベントをすべて選択します(通常はすべてにチェックを入れます)。
  7. 「Save」をクリックして設定を保存します。
  8. 最後に、ClickFunnelsのSMTP設定画面に戻り、右下の「Save SMTP Integration」ボタンをクリックして、すべての設定を保存します。

これで、すべての連携設定が完了しました!

設定完了の確認とテストメール送信

すべての設定が完了したら、正しく動作するかを確認しましょう。

  1. ClickFunnelsの「Settings」 > 「Email Settings」の画面を確認します。先ほど設定したSMTP連携のステータスが緑色の「Verified」または「Complete」になっていれば成功です。
  2. 同様に「Settings」 > 「Domains」の画面で、ドメインのステータスも緑色のチェックマークがついていることを確認します。
  3. 実際にメールを送信してみましょう。ダッシュボードの左メニューから「Marketing」 > 「Broadcasts」に進みます。
  4. 「New Broadcast」ボタンから新しい一斉配信メールを作成します。初めてメールを送信する際は、法律(CAN-SPAM法)に基づき、あなたの会社の住所を登録する必要があります。
  5. シンプルなテンプレートを選び、件名と本文を適当に入力してテストメールを作成します。
  6. 「Send Test Email」機能を使って、自分の受信トレイにテストメールを送り、問題なく届くかを確認します。その後、実際にリスト(最初はあなた自身のみ)に「Send Broadcast」で送信してみましょう。

無事にメールが届けば、すべての設定は完璧に完了です。これであなたは、ClickFunnels 2.0の強力なメールマーケティング機能を自由に使いこなす準備が整いました。

まとめ:粘り強く設定を完了させよう

今回は、ClickFunnels 2.0でメールを配信するためのドメイン取得からSMTP設定までの全手順を解説しました。多くのステップがあり、特にSendGridやDNSレコードの設定は複雑に感じられたかもしれません。しかし、この記事の手順に沿って一つずつ丁寧に進めることで、誰でも必ず設定を完了させることができます。

  • ドメイン取得とDNS接続は、ClickFunnels内で完結させると非常にスムーズです。
  • SendGridとの連携は、メールの到達率を左右する最も重要なプロセスです。
  • APIキーやリカバリーコードは、絶対に失くさないように厳重に保管してください。
  • ドメイン認証(Sender Authentication)は、迷惑メール判定を避けるための必須設定です。

この初期設定を乗り越えれば、あとはあなたの戦略次第で、ステップメールによる顧客育成の自動化や、ブロードキャストによる効果的なプロモーションなど、可能性は無限に広がります。ぜひ、このガイドを参考に設定を完了させ、あなたのビジネスを加速させてください。

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阿久津 和宏

ファネルビルディングの専門家
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私の名前は阿久津和宏。セブンイレブンの店舗経営相談員、大手保険会社の東京本社を経て、2013年に保険代理店で起業。 
これまで25年以上、中小企業の経営支援に携わってきました。特に現場に根ざしたコンサルティングを通じて、「売上が伸びない」「仕組み化できない」「人手に依存しすぎている」といった悩みに向き合ってきました。

その中で強く感じたのは、どんなに良い商品やサービスを持っていても、それを“届ける導線”がなければ、ビジネスは回らないということです。だからこそ今、私はセールスファネル=売れる流れの設計に注力しています。

ClickFunnelsは、そのファネルを誰でも短時間で作れる、強力なツールです。難しいマーケティング理論ではなく、「本当に現場で使える」ファネル構築法を伝えることで、多くの中小企業や個人事業主が自力で売上を生み出せる状態を目指しています。

売れないのは、才能のせいではありません。売れる構造を持っていないだけです。
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