Tuesday, December 02, 2025

ファネルビルディングの専門家
ClickFunnelsのテックアドバイザー
私の名前は阿久津和宏。セブンイレブンの店舗経営相談員、大手保険会社の東京本社を経て、2013年に保険代理店で起業。
これまで25年以上、中小企業の経営支援に携わってきました。特に現場に根ざしたコンサルティングを通じて、「売上が伸びない」「仕組み化できない」「人手に依存しすぎている」といった悩みに向き合ってきました。
その中で強く感じたのは、どんなに良い商品やサービスを持っていても、それを“届ける導線”がなければ、ビジネスは回らないということです。だからこそ今、私はセールスファネル=売れる流れの設計に注力しています。
ClickFunnelsは、そのファネルを誰でも短時間で作れる、強力なツールです。難しいマーケティング理論ではなく、「本当に現場で使える」ファネル構築法を伝えることで、多くの中小企業や個人事業主が自力で売上を生み出せる状態を目指しています。
売れないのは、才能のせいではありません。売れる構造を持っていないだけです。
それを一緒につくっていきましょう。

Google広告を運用する上で、コンバージョン測定は必須です。しかし、従来の方法では、広告タグを直接HTMLに埋め込む必要があり、新しいキャンペーンを追加するたびにサイトを編集しなければなりませんでした。
Google Tag Manager(GTM)を使えば、この問題が一気に解決します。GTMを使うことで、HTMLファイルを一切触ることなく、管理画面だけで測定タグの追加・変更・削除ができるようになります。本解説では、GTMの初期設定からGoogle広告のコンバージョン測定まで、初心者の方でも迷わず設定できるよう、ステップバイステップで解説していきます。
設定を始める前に、以下のものを準備してください。
また、本解説で使用する用語について簡単に説明します。GTM(Google Tag Manager)は、タグを一元管理するツールです。コンバージョンとは、フォーム送信や購入など、目標とする行動のことを指します。リードページはフォームがあるページ、サンクスページはフォーム送信後に表示されるページです。タグは測定用のコード、トリガーはタグを発火させる条件のことです。
まずはGTMのアカウントを作成します。https://tagmanager.google.com/ にアクセスし、右上の「アカウントを作成」ボタンをクリックしてください。
アカウント情報の入力画面が表示されます。アカウント名には会社名を入力し、国は日本を選択してください。「続行」をクリックすると、次にコンテナの設定画面に移ります。
コンテナ名には、わかりやすいサイト名を入力します(例:補助金申請サイト)。ターゲットプラットフォームは「ウェブ」を選択してください。「作成」ボタンをクリックすると、利用規約が表示されるので、内容を確認して「はい」をクリックします。
作成が完了すると、自動的にポップアップが開き、2つのコードが表示されます。このコードは後ほど使用しますが、今はこのまま次のステップに進んで問題ありません。
GTMから提供される2つのコードを、サイトに設置します。設置方法は、使用しているプラットフォームによって異なります。
ClickFunnelsを使用している場合、サイト全体に一括で設置できます。ClickFunnelsの管理画面にログインし、左メニューから「サイト&ファネル」をクリックします。対象のサイトを選択し、「サイト設定」をクリックしてください。
「トラッキングコード」セクションを探し、ヘッダーコード欄にコード1(headタグ用)を、フッターコード欄にコード2(bodyタグ用)を貼り付けます。保存をクリックすれば、このサイト内のすべてのページにGTMコードが自動的に設置されます。
WordPressや通常のHTMLサイトの場合は、個別に設置する必要があります。リードページとサンクスページの両方のHTMLファイルを開き、headタグの直後にコード1を、bodyタグの直後にコード2を貼り付けてください。ファイルを保存したら、サーバーにアップロードします。
設置が完了したら、必ず確認しましょう。ページを開いて右クリックし、「ページのソースを表示」を選択します。Ctrl+F(Macの場合はCommand+F)で「GTM-」と検索し、GTMコードが見つかればOKです。
もしサイトに以前設置したGoogle AdsやGoogle Analyticsのトラッキングコードがある場合は、必ず削除してください。GTMと直接設置コードが混在すると、二重計測やエラーの原因になります。
削除対象となるのは、「Google tag (gtag.js)」で始まるコードや、「Event snippet」と記載されたコンバージョンコードです。これらを見つけたら、すべて削除してからGTMの設定を進めてください。
次に、Google Ads側でコンバージョンアクションを作成します。https://ads.google.com/ にアクセスし、右上の「ツールと設定」(工具マーク)をクリックしてください。
「測定」→「コンバージョン」の順にクリックし、「+ 新しいコンバージョン アクション」ボタンをクリックします。「ウェブサイト」を選択してください。
サイトをスキャンする画面が表示されるので、「ウェブサイトのURL」欄にサイトのURLを入力し、「スキャン」ボタンをクリックします。スキャン結果から使用するGoogle タグを選択し、「完了」をクリックしてください。
「ページビューを測定するイベントを選択する」画面では、「コンバージョンが完了する場所の URL を入力する」を選択し、「完了」をクリックします。
コンバージョンの詳細設定画面が表示されます。カテゴリは「リード」を選択し、コンバージョン名にはわかりやすい名前(例:「問い合わせ完了」「ウェビナー申込」)を入力してください。値には1件あたりの価値を入力し、カウント方法は「全件」を選択します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。「作成して続行」をクリックし、タグ設定方法の選択画面では「Google タグ マネージャーを使用する」を選択してください。
コンバージョンアクション作成後、コンバージョンIDとラベルを確認します。これは非常に重要な情報なので、必ずメモしてください。
コンバージョン一覧画面に戻り、作成したコンバージョンアクションをクリックします。「タグを設定する」をクリックし、「タグを自分で追加する」を選択してください。画面を下にスクロールします。
ここで表示される内容には2つのパターンがあります。イベントスニペットが表示される場合、コードの中に「'send_to': 'AW-17692264421/HGJtCOW3tcobEOWPqvRB'」のような記述があります。この場合、AW-の後ろの数字がコンバージョンID、スラッシュの後ろの文字列がコンバージョンラベルです。この情報をメモして、GTMでは「コンバージョン トラッキング」タグを使用します。
もう1つのパターンは、グローバルサイトタグのみが表示される場合です。この場合はコンバージョンラベルが発行されないため、コンバージョンIDのみをメモして、GTMでは「リマーケティング」タグを使用します。
GTM管理画面(https://tagmanager.google.com/)に戻り、トリガーを作成します。トリガーとは、「どのページでタグを発火させるか」を設定するものです。
左メニューの「トリガー」をクリックし、右上の「新規」ボタンをクリックしてください。トリガー名には、わかりやすい名前(例:「サンクスページ表示」「ウェビナーサンクスページ」)を入力します。
「トリガーの設定」エリアをクリックし、「ページビュー」を選択します。さらに「一部のページビュー」を選択してください。
条件設定では、1つ目のドロップダウンで「Page URL」を選択し、2つ目で「含む」を選択します。3つ目の入力欄には、サンクスページURLの特徴的な部分を入力してください。例えば、サンクスページのURLが「https://example.com/thanks」であれば、「thanks」と入力します。設定が完了したら「保存」をクリックします。
次にタグを作成します。タグとは、「何を測定するか」を設定するものです。
左メニューの「タグ」をクリックし、右上の「新規」ボタンをクリックしてください。タグ名には、わかりやすい名前(例:「Google Ads - 問い合わせ」「Google Ads - ウェビナー」)を入力します。
「タグの設定」エリアをクリックし、検索窓で「Google 広告」と入力します。ここからの設定は、先ほど確認したコンバージョンラベルの有無によって異なります。
コンバージョンラベルがある場合は、「Google 広告のコンバージョン トラッキング」を選択します。コンバージョンID、コンバージョンラベル、コンバージョン値、通貨コードを入力してください。
コンバージョンラベルがない場合は、「Google 広告のリマーケティング」を選択し、コンバージョンIDのみを入力します。
「トリガー」エリアをクリックし、先ほど作成したトリガー(例:「サンクスページ表示」)を選択してください。設定が完了したら「保存」をクリックします。
すべての設定が完了したら、必ず公開してください。公開しないと、設定が反映されません。
右上の「公開」ボタンをクリックし、バージョン名(例:「初期設定」「ウェビナー追加」)を入力します。「公開」をクリックすれば、設定がサイトに反映されます。
これで基本的な設定は完了です。次は動作確認を行いましょう。
設定が正しく動作しているか確認する方法は3つあります。
方法1:GTMプレビューモードを使う方法が最も確実です。GTM管理画面の右上「プレビュー」ボタンをクリックし、サンクスページのURLを入力して「Connect」をクリックします。新しいタブでサイトが開き、デバッグパネルが表示されます。サンクスページに移動し、画面左側または下部のデバッグパネルで「Tags Fired」(発火したタグ)を確認してください。作成したタグが表示されていれば成功です。
方法2:Tag Assistantを使う方法もあります。サンクスページを開くと、右下に「Tag Assistant」のポップアップが表示されます。「詳細」または緑のチェックマークをクリックすると、Tag Assistantのパネルが開きます。「送信されたセット」に「リマーケティング」または「コンバージョン」が表示され、緑色のバーが表示されていれば、正しく動作しています。
方法3:実際にテストする方法です。リードページからフォームを送信し、サンクスページに到達してください。その後、数時間から24時間待ってから、Google Ads管理画面でコンバージョンを確認します。
コンバージョンがGoogle Ads管理画面に反映されるまで、最短で1〜2時間、通常は数時間、最大で24時間かかります。
Google Ads管理画面を開き、右上「ツールと設定」→「測定」→「コンバージョン」の順にクリックしてください。作成したコンバージョンアクションのステータスを確認します。
ステータスが「記録中」と表示されていれば、正常に動作しています。「最近のコンバージョンなし」の場合は、設定は正しいがまだコンバージョンが発生していない状態です。「無効」の場合は、まだ反映されていないだけなので、時間を待ってください。「タグが見つかりません」と表示される場合は、設定に問題があります。
「タグが見つかりません」と表示される場合、いくつかの原因が考えられます。まず、GTMコードが正しく設置されているか確認してください。ページのソースを表示し、「GTM-」で検索してコードが見つからない場合は、設置し直す必要があります。
GTMで公開していない可能性もあります。GTM管理画面で右上に「未公開の変更」と表示されていないか確認し、表示されている場合は「公開」をクリックしてください。
トリガーの条件が間違っている場合もあります。GTMプレビューモードでサンクスページに移動し、トリガーが発火しているか確認してください。発火していない場合は、トリガーの条件(Page URL)を修正する必要があります。
二重計測される場合は、GTMコードと直接設置コードが混在している可能性があります。HTMLファイルを確認し、Google AdsやGoogle Analyticsの直接コードがあれば、すべて削除してください。
Tag Assistantで赤いバーが表示される場合は、タグタイプが間違っています。Google Adsでコンバージョンラベルを再確認し、イベントスニペットがある場合は「コンバージョン トラッキング」タグ、ない場合は「リマーケティング」タグに変更してください。
Google Tag Managerを使う最大のメリットは、HTMLファイルを一切触らずに済むことです。タグの追加や変更が管理画面だけで完結するため、開発者に依頼する必要がありません。
また、Google Ads、Google Analytics、Facebook Pixelなど、すべてのタグを1箇所で管理できます。過去の設定に簡単に戻せるバージョン管理機能もあり、変更履歴が残るため安心です。
プレビューモードを使えば、公開前に動作確認ができるため、問題を事前に発見できます。これにより、誤った設定で広告費を無駄にするリスクを大幅に減らせます。
新しいランディングページを追加する際も、GTMを使えば簡単です。HTMLファイルは一切触る必要がありません。
この手順だけで、新しいLPの測定が開始されます。サイト全体にGTMコードを設置してあれば、個別のページを編集する必要は一切ありません。
Q1: GTMコードはすべてのページに設置が必要ですか?
A: はい。リードページとサンクスページの両方に設置してください。ClickFunnelsのようにサイト全体の設定がある場合は、そこに1回設置するだけでOKです。
Q2: コンバージョンラベルがない場合はどうすればいいですか?
A: Google Adsで「ページ読み込み(URL自動検出)」方式で作成した場合、コンバージョンラベルが発行されないことがあります。その場合はGTMで「リマーケティング」タグを使用してください。
Q3: 既に設置されているGoogle Analyticsのコードはどうすればいいですか?
A: GTMで管理する場合は削除してください。GTM内でGoogle Analyticsタグを追加すれば、同じように測定できます。
Q4: 反映にどれくらい時間がかかりますか?
A: 通常は数時間、最大で24時間かかります。Tag Assistantで緑色のバーが表示されていれば、正しく設定されています。
本解説では、Google Tag Managerを使ったGoogle広告のコンバージョン測定設定について、初心者の方でも理解できるよう詳しく解説してきました。
設定の流れをおさらいすると、まずGTMアカウントを作成してコンテナを作り、コードを取得します。次に、サイト全体または各ページにGTMコードを設置します。Google Adsでコンバージョンアクションを作成し、コンバージョンIDとラベルを確認します。GTMでトリガーを作成してサンクスページの条件を設定し、タグを作成してコンバージョン測定を設定します。最後に公開して、Tag Assistantで動作確認を行います。
重要なポイントは、GTMコードはサイト全体に1回設置すれば、以降はHTMLを触らないこと、コンバージョンラベルの有無でタグタイプが変わること、Tag Assistantで緑色のバーが出れば成功していること、そして反映には時間がかかる(最大24時間)ことです。
この手順書に従えば、初心者の方でもGoogle広告の測定設定ができます。何か問題が発生した場合は、トラブルシューティングのセクションを参照してください。正確な測定データを取得して、効果的な広告運用を実現しましょう。

ファネルビルディングの専門家
ClickFunnelsのテックアドバイザー
私の名前は阿久津和宏。セブンイレブンの店舗経営相談員、大手保険会社の東京本社を経て、2013年に保険代理店で起業。
これまで25年以上、中小企業の経営支援に携わってきました。特に現場に根ざしたコンサルティングを通じて、「売上が伸びない」「仕組み化できない」「人手に依存しすぎている」といった悩みに向き合ってきました。
その中で強く感じたのは、どんなに良い商品やサービスを持っていても、それを“届ける導線”がなければ、ビジネスは回らないということです。だからこそ今、私はセールスファネル=売れる流れの設計に注力しています。
ClickFunnelsは、そのファネルを誰でも短時間で作れる、強力なツールです。難しいマーケティング理論ではなく、「本当に現場で使える」ファネル構築法を伝えることで、多くの中小企業や個人事業主が自力で売上を生み出せる状態を目指しています。
売れないのは、才能のせいではありません。売れる構造を持っていないだけです。
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個別ミーティング担当
阿久津和宏(行政書士・認定支援機関)

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